World Cube Association

Competition regulations
大会規則

Version: 2010 final, April 14, 2010

 

 

Notes

最新改訂日:2010419 (日本語版2010/10/25)

 

原文訳を「」、訳者による付記を「青」、今回の改正点を「」にて表記します。

表現はRFC 2119に準拠するよう記述されています。(RFC2119日本語訳


問い合わせ先
質問・ご指摘等は、WCA理事会へお問い合わせください。

日本語での質問・ご指摘等は、JRCA掲示板もしくはお問い合わせをご利用ください。


インターネット上での情報
世界キューブ協会ウェブサイト: www.worldcubeassociation.org.
WCA
大会規則原文:www.worldcubeassociation.org/regulations.
WCA
大会規則原文PDF

WCA大会規則2010日本語版PDFはこちらから 1:日本語のみ 2:英日併記一行毎 3:英日併記一段落毎

目次

1条:大会役員

1a)

大会には以下のような役員を置かなければならない。

大会運営組織(一名以上で構成)・WCA代理人・種目毎のメインジャッジ・ジャッジ・スクランブラー・集計員

1b)

会運営組織は大会において以下の責任を負う。

  • 1b1) 大会前および大会中における全ての準備
  • 1b2) 大会中に参照できるよう、印刷もしくは電子ファイルの大会規則を用意しておくこと

1c)

大会においてWCA代理人は以下の責任を負う。

  • 1c1)大会において大会規則が遵守されていたかをWCA理事に報告すること(報告は大会後一週間以内に行わなければならない)
    (補:レポートには必須!報告先 board@worldcubeassociation.org
  • 1c2)大会全体の進行とインシデントをWCA理事に報告すること(報告は大会後一週間以内に行わなければならない)
    (補:レポートには必須!)
  • 1c3)大会結果をWCA理事に送付すること(結果は大会最終日の内にまとめることが望ましい)
    (補:報告先 results@worldcubeassociation.org
  • 1c4)大会結果の修正をWCA理事に送付すること(送付は大会後一週間以内に行うことが望ましい)
  • 1c5)必要に応じて大会役員に助言をすること
  • 1c6)大会開始前および大会中に変更が必要である場合に、全ての競技種目およびその競技方法を承認すること
  • 1c7)大会規則により競技者の、大会における失格の決定を下すこと
  • 1c8)スクランブルの用意
    (補:WCA代理人はスクランブルを用意することに対して責任を負います。必ずしも本人がスクランブルを用紙しなければならないわけではありませんが、複数人で確認するようにしてください。)

1d)

各種目には一名のメインジャッジを置かなければならない。各種目においてメインジャッジは以下の責任を負う。

  • 1d1)大会規則の遵守の確認
  • 1d2)大会規則により競技者の、各種目における失格の決定を下すこと
  • 1d3)競技開始時刻の変更を決定すること(変更がある場合は明確に全ての競技者に告知することが望ましい)

1e)

各競技にはジャッジを置かなければならない。

  • 1e1) ジャッジは担当する種目において、競技手順の正しい進行に責任を負う。
  • 1e2)全ての競技者は、大会実行委員の要請でジャッジとなれるよう準備しておくことが望ましい。罰則:競技者の大会における失格
    (
    補:初参加者・年少者は原則除外しています)

1f)

各競技(スクランブルが必要でない種目を除く)にはスクランブラーを置かなければならない。

  • 1f1)スクランブラーは種目において、スクランブル手順を用いてパズルを崩す事に責任を負う。
  • 1f2)全ての競技者は、大会実行委員の要請でスクランブラーとなれるよう準備しておくことが望ましい。罰則:競技者の大会における失格
    (
    補:初参加者・年少者は原則除外しています)

1g)

各競技には集計員を置かなければならない。

  • 1g1) 集計員は、その種目の結果の集計に責任を負う。
  • 1g2) 集計用紙の訂正はメインジャッジの同意がある場合にのみ認められる。

1h)

参加者の多い競技では、スクランブルやジャッジを相互にできるよう、競技者を複数のグループに分割することができる。

  • 1h1) 競技するジャッジ/スクランブラーは、そのラウンドでの自分の全試技が終了するまでは、自分のグループでのジャッジスクランブルはできない。
  • 1h2) グループ毎に異なるスクランブルを用意しなければならない。

1i)

WCA代理人は大会開始前に、メインジャッジは各競技前に競技者へ紹介されなければならない。

1j)

すべての大会役員は競技に参加できるが、メインジャッジは当該競技には参加できない。ただし、WCA代理人がメインジャッジでもある場合はこの限りではない。

1k)

大会役員はいくつかの役割を兼任できる。(大会運営組織・WCA代理人・メインジャッジ・ジャッジ・集計員・スクランブラー)

2条:競技者

2a)

以下の条件を満たせば、誰でも競技者となり得る。

  • 2a1) WCA大会規則に従うことを承諾している
  • 2a2)競技前に告知された基準を満たしている (なお、告知は競技前に明確になされなければならない)
  • 2a3) WCA理事会により出場停止処分を受けていない

2b)

18歳未満の競技者は、第一にその親/保護者の承諾を得なければならない。

2c)

参加申込者は完全な登録をするために、申し込みに必要とされるすべての情報(少なくとも名前・所属国・生年月日・性別・連絡先・参加種目)を提供しなければならない。

2d)

個人情報(名前・所属国・生年月日・性別・参加種目・結果を除く)は大会のためにのみ使用され、競技者の同意があった場合を除き第三者に提供されてはならない。

2e)

競技者は登録時に身分証明書(パスポート/運転免許証/在学証明書等)を提示できるように用意しておかなければならない。

  • 2e1)競技者は国籍国を所属国とすることができる。
  • 2e1a) 所属国はWikipedia List of sovereign states」の「Internationally recognized sovereign states」と「Other states」の中から選択できる。
  • 2e2)多国籍を有する競技者は、年で最初に参加する大会において所属国を変更できる。

2f)

競技者は大会会場の規則に従い、大会会場においてすべての関係者に対し常に公序良俗に従い行動しなければならない。

2g)

競技者は指定された大会会場エリアでは静寂を保たなければならない。会話は許されるが、許容されるレベルの静寂さを保ち、競技エリアから距離を保たなければならない。

2h)

競技者は着衣しなければならない。競技者は、ジーンズ・ズボン・短パン・スラックス・スカート・靴(サンダルを含む)・Tシャツ・ドレスシャツなどを着用できる。帽子の着用も可能である。卑俗な言葉や不適切な絵のある服を着用してはならない。

2i)

競技中、競技者は音響機器やその他の電子機器(ウォークマン・ボイスレコーダー・追加照明など)を使用してはならない。
(補:この条項は、電子機器などで試技が有利にならないようするためのものです。試技の前後に自分でビデオ撮影をコントロールすることは可と解釈しますが、大会進行の妨げとなる場合は中止を要請します。)

2j)

競技者は各種目の開始時刻までに現れなかった場合、メインジャッジによって失格とされることがある。

2k)

競技者は以下の理由でWCA代理人によって失格とされることがある。

  • 2k1) 登録時間内に登録を済ませなかった場合
  • 2k2) 競技中に不正行為や大会役員を欺むく行為をした疑いがもたれる場合
  • 2k3) 会場内において違法行為・暴力行為・下品な振る舞い・故意に会場設備や他者所有物の破損行為をした場合
  • 2k4) 他者を妨害したり、露骨に注意を散らせたりした場合
  • 2k5) 大会規則遵守を拒否する場合
  •  

2k6) WCA理事会は、競技者が2k22k32k42k5のいずれかに該当する行為でコミュニティの信頼を傷つけたと判断した場合、その競技者を一時的な大会出場停止処分とすることができる。

2l)

失格処分は違反行為の性質に基づき、即座にまたは警告の後に発行される。

2m)

競技者は、失格した場合も大会参加費用などいかなる払い戻しも請求することはできない。

2n)

競技者はWCA代理人に口頭抗議することができる。

2o)

抗議は大会中、インシデントが起こって30分以内かつ次のラウンド開始前においてのみ可能である。

2p)

抗議は次のラウンド開始前にWCA代理人により処理されなければならない。

2q)

抗議は大会運営組織の判断に関してのみ許され、大会規則の解釈についての抗議は許されない。

2r)

競技者はWCA代理人による最終判断を了承しなければならない。
罰則:競技者の大会における失格

2s1)

聴覚障害のある競技者に対してジャッジは、声による指示に代わり、手による合図をすることができる。

2s2)

身体的障害のある競技者に対してジャッジは、タイマーのスタート・ストップを介助することができる。

2t)

すべての競技者は大会前にWCA大会規則をよく理解しておくことが望ましい。

3条:パズル

3a)

競技者は、パズルを持参しなければならない。競技者は、他の競技者のパズルを借りることができるが、貸与者・借用者ともに試技順になったときに滞りなく試技を行えなければならない。

3b)

パズルは、通常のスクランブルができるように、適度に動く状態でなければならない。

3c)

完成された状態で一面につき一色となる配色である限り、キューブパズルの配色は自由である。他のパズルについては、オリジナルパズルと同じ動き・配置・解法であるものを使用しなければならない。

3d)

パズルは、色のついたステッカーかタイルを貼るか、各面の手触りを変えるか、直接色を塗られているかされていなければならない。

3d1)

手触りを変えたパズルは、スクランブルとジャッジを助けるために、各面に別の色を塗っていなければならない。

3e)

パズルの色は、濃淡なく、色ごとに同色で、他の色とはっきり区別のつくものでなくてはならない。

  • 3e1)各色について同じ絵であれば、ステッカー/タイル/手触り/塗りはその一色で絵をあらわすことができる。
    (:ベタ塗りである必要はない。単一色ですべて同じ模様であれば、柄ありも可。例:赤丸・青四角・黄色三角など)
    (
    補:オリジナルステッカーは長期使用で色落ちすることがあります。10%以上の色落ちの場合、ステッカーを交換してください。参考 http://rubikcube.jp http://www.stlab.jp/csk/ などで購入できます)

3f)

ステッカー/タイル/手触り/塗りは1.5mm以下でなければならない。キューブ型でないパズルについては、標準的に入手できる厚さでなければならない。

3g)

パズルは研磨や潤滑剤によって内部を滑らかにすることができる。

3h)

パズルの基本的な概念を変えるような改造はいかなるものもしてはならない。基本的な概念を高めるような例:新しい動きが可能となる。通常の動きが不可能となる。より多くのパーツが見える。パズルの裏面の色が見える。自動的に動く。完成状態が多い、または異なる。

(補:韓国製透明パズルなど素体が透明・半透明のものは使用不可)

3i)

競技者によるパズルの改造によって成績が悪くなったとしても、それは追加試技を得る理由とならない。

3j)

パズルはきれいで、あるパーツを他の似たパーツと区別できるような印・パーツの持ち上げ・傷・その他の差異があってはならない。

3k)

パズルは競技前にジャッジの認可を受けなければならない。

3l)

キューブパズルのロゴ1つ以下でなければならない。また、ルービックキューブとそれより大きいキューブパズルのロゴの位置はセンターパーツでなければならない。

  • 3l1) 刻印された色のないロゴ(一色につき最大一つ)はロゴとは見なされない。
    (補:センター以外の素体に刻印のあるRubik痴333等は大会で使用可能、パズルを区別するため登録番号をロゴのパーツに追加記入していただくことがあります)

3m)

WCA大会規則に従う限り、どのブランドのパズル・パーツも使用することができる。

4条:スクランブル

4a)

スクランブラーはスクランブル手順に従わなくてはならない。

4b)

パズルは、コンピュータで生成されたスクランブル手順あるいはスクランブル状態を用いてスクランブルされなければならない。また、それらはスクランブラー以外には秘密にされなければならない。

4c)

スクランブルとソルビングの標準的な手数の数え方は、ハーフターン法である。(第12条参照)
(補:従って、各1面の動きは1手と数え、中間列の動きは2手と数える)

4d)

キューブパズルは白(もしくは最も明るい色)を上、グリーン(もしくは隣接した最も暗い色)を正面にしてスクランブルされなければならない。

4e)

競技者は、グループごとに同じスクランブル手順あるいはスクランブル状態を用いて試技を行わなくてはならない。

4f)

スクランブル手順数は、以下のようでなくてはならない:

 

パズル

スクランブルの長さ

(ハーフターン法)

プログラム

2x2x2 Cube

プログラムによるランダム状態

スクランブルプログラム

Rubik's Cube

(補:3x3x3)

プログラムによるランダム状態

Cube Explorer バージョン4.30以上

4x4x4 Cube

40

スクランブルプログラム

5x5x5 Cube

60

スクランブルプログラム

6x6x6 Cube

80

スクランブルプログラム

プログラムによるスクランブル状態と実際のスクランブル結果が違う場合は、WCA代理人が再スクランブルが必要かどうかを判断する。

7x7x7 Cube

100

スクランブルプログラム

プログラムによるスクランブル状態と実際のスクランブル結果が違う場合は、WCA代理人が再スクランブルが必要かどうかを判断する。

Clock

プログラムによるランダム状態

最後にピン位置のランダム変更を行う

スクランブルプログラム

Megaminx

70

スクランブルプログラム

Square-1

40

スクランブルプログラム

Pyraminx

プログラムによるランダム状態

スクランブルプログラム

他のパズル

請求次第

 

これらのプログラムは全て、Jaap Scherphuisさん・Shoji Takamatsuさん(Pyraminx)Lucas Garronさん(Pyraminx)Michael Gottliebさん(Pyraminx, Square-1)Tom van der Zanden さん(2x2x2)Conrad Rider さん(2x2x2) Cl駑ent Galletさん・Stefan Pochmannさん(Megaminx) Herbert Kociembaさん(Rubik's Cube)のご厚意で提供されました。

Cube Explorerを除くすべてのスクランブルプログラムは このリンクの圧縮ファイル (オリジナル) に梱包されています。

5条:パズルの欠損

5a)

パズルの欠損とは、以下のようなものである:パーツの脱落(ポップ)・ワイヤの破損・ねじ/キャップ/ステッカーの脱落。

5b)

パズルの欠損が起こった場合、競技者は(欠損の修復前あるいは修復後に)試技を続けるか、中止するかを選択することができる。

  • 5b1) 競技者がパズルの修復を選択した場合、欠損パーツのみを修復することができる。他のパズルのパーツを使用してはならない。罰則:その試技の失格
  • 5b2) パズルの修復中、競技者は意図的に欠損が起こる前より解きやすい位置に修復してはならない。罰則:その試技の失格
  • 5b3) 修復後、継続試技中にパズルが完成不可能と気付いた場合、競技者はパズルが再び完成可能になるように、最大4つのパーツを分解・組み立てすることができる。
  • 5b4) 目隠し競技では、試技中にのみパズルの修復をすることができ、目隠しのまま修復しなければならない。罰則:その競技の失格
  • 5b5) 試技後、機能的に問題のないパズルの欠損(センターキャップの脱落など)や、パーツの回転(5x5x5センターパーツが正しい場所でねじれている場合など)が残っていても、その他の状態が明らかに完成と認められれば、パズルは完成していると見なされる。(メインジャッジの裁量による)

5c)

もしパズルの欠損が起こっても、競技者に追加試技は与えられない。

6条:賞金/賞品/表彰

6a)

大会の告知に応じて、賞金・賞品の授与、表彰を行うことができる。

6b)

競技者は賞金/賞品/表彰を受けるために表彰式に参加することが望ましい。

  • 6b1) 表彰式は、大会会場において、最終競技終了後1時間以内に開催されることが望ましい。

6c)

賞を受けた競技者は、大会を報道する報道関係者やマスメディアの取材に応じることが望ましい。

6d)

大会運営組織は、大会運営組織長とWCA代理人が署名した表彰状を全種目の優勝者に用意することが望ましい。(少なくとも表彰状は用意することが望ましい。)

7条:競技環境

7a)

大会は屋内・屋外問わず、どんな場所でも開催できる。

7b)

観客は競技者から少なくとも1.50m離れていることが望ましい。

7c)

競技エリアの照明には特に注意が払われなければならない。競技者がパズルの色を容易に区別できるよう、白色光で照らされることが望ましい。

7d)

競技エリアの温度は21℃から25℃が望ましい。

7e)

競技エリアは禁煙でなくてはならず、また、適度に静穏であることが望ましい。

7f)

タイマーは、机など、立って試技をするのに適したものに、直接(下に何も置かず)置かなければならない。足競技では、タイマーは床に直接置かなければならない。

7g)

競技者は、立った状態か座った状態で試技をしなければならない。

7h)

競技エリアには待機場所が用意されていなければならない。

  • 7h1) 競技に呼び出された競技者(あるいは競技者グループ)は、そしてその競技者たちだけが、そのラウンドの全試技が終わるまで待機場所で待機しなければならない
  • 7h2) 目隠し競技において、待機場所の競技者は試技中の競技者のパズルを見ることができないことが望ましい。
  • 7h3) 待機場所の競技者は、進行中のラウンドのスクランブル状態について話をしてはならない。

8条:大会

8a)

大会をWCA公式大会とするための手引き:

  • 8a1) WCA理事会の承認を得なければならない。
  • 8a2) WCA大会規則が遵守されなければならない。
  • 8a3)WCA理事会によって任命される)WCA代理人が大会を監督しなければならない。
  • 8a4) 大会は明確に告知されなければならない。その告知は少なくとも大会開始の1ヶ月前であることが望ましい
  • 8a5) 少なくとも12人の競技者が参加することが望ましい。
    (
    補:日本国内の大会への参加者が12人未満の場合、非公式大会となります。)
  • 8a6) 大会は一般公開され見学可能でなければならない。
  • 8a7) 時間計測にはスピードスタックス社の正規のスタックマットタイマー(Generation2以降)を使用しなければならない。

8b)

オープン大会には誰もが参加資格を与えられる。

8c)

WCA理事会の許可によって開催されるクローズド大会は次の者に参加資格が与えられる。

  • 特定の国籍を持つ者

その他の限定によるクローズド大会の開催は認められない。

8d)

タイムスケジュールを円滑に進めるため、ラウンドごとに制限時間を設けることができる。

8f)

大会中WCA大会規則が遵守されていない場合、WCA理事会は大会・種目・記録などを非公式と認定することがある。

9条:競技種目

 

9a)

WCAが認定する競技種目としてのパズルは以下の物である。

  • 全てのルービックパズル
  • 面を回転させて完成させるパズルの全て(いわゆる杯wisty puzzles・

 

9b)

各種目におけるWCA公式競技方法

'Best of x''ベストタイム競技'  'Mean of 3''試技3回の全平均' 'Average of 5''試技5回の中3回の平均'

Event

Possible formats

Preferred format for finals

Rubik's Cube

'Best of x', 'Average of 5'

'Average of 5'

2x2x2 Cube

'Best of x', 'Average of 5'

'Average of 5'

4x4x4 Cube

'Best of x', 'Average of 5'

'Average of 5'

5x5x5 Cube

'Best of x', 'Average of 5'

'Average of 5'

6x6x6 Cube

'Best of x', 'Mean of 3'

'Mean of 3'

7x7x7 Cube

'Best of x', 'Mean of 3'

'Mean of 3'

Clock

'Best of x', 'Average of 5'

'Average of 5'

Magic

'Best of x', 'Average of 5'

'Average of 5'

Master Magic

'Best of x', 'Average of 5'

'Average of 5'

Megaminx

'Best of x', 'Average of 5'

'Average of 5'

Pyraminx

'Best of x', 'Average of 5'

'Average of 5'

Square-1

'Best of x', 'Average of 5'

'Average of 5'

 

9c)

ルービックキューブに限り以下の特別競技を認める片手、足、最小手数

Event

Possible formats

Preferred format for finals

Rubik's Cube: One-handed

'Best of x', 'Average of 5'

'Average of 5'

Rubik's Cube: With Feet

'Best of x', 'Mean of 3'

'Best of x'

Rubik's Cube: Fewest moves

'Best of x'

'Best of x'

 

9d)

ルービックキューブ4x4x45x5x5に限り、目隠し競技を認める。

Event

Possible formats

Preferred format for finals

Rubik's Cube: Blindfolded

'Best of x'

'Best of x'

4x4x4 Cube: Blindfolded

'Best of x'

'Best of x'

5x5x5 Cube: Blindfolded

'Best of x'

'Best of x'

Rubik's Cube: Multiple Blindfolded

'Best of x'

'Best of x'

 

9e)

新公式競技の認定、現公式競技の認定取消は毎年検討される。

  • 9e1) 認定および取消の決定はコミュニティの意見を基としてWCA理事会で決定される。

9e4) 他の競技種目も開催可能であるが、結果は非公式記録となり、公式記録としては残らない。

9f)

各ラウンドでの結果は以下のように計測・記録される

  • 9f1) 10分以下の記録とそのアベレージは1000分の1秒単位で四捨五入し、100分の1秒単位で計測する。
  • 9f2) 10分を越える記録とそのアベレージは10分の1秒単位で四捨五入し、1秒単位で計測する。
  • 9f3)回数や個数は自然数で記録する。平均は100分の1単位で四捨五入し、10分の1単位で記録する。
    (補:例)Fewest Moves Solving3回行ってアベレージで競うような場合)
  • 9f4) DNF (Did Not Finish 未完成) は失格または未完成の場合に用いる。
  • 9f5) DNS (Did Not Start 棄権) はラウンドで試技を行わなかった場合に用いる。
  • 9f6) ・/span>ベストオブ競技・/span>では指定回数(3回以下)の試技を行うことができ、最高記録が考慮される。時間制限を併せて設定することも出来る。例制限時間30 ・/span>ベストオブ1または・/span>ベストオブ2・/span>
  • 9f7) ・/span>ベストオブ競技・/span>ではDNFDNSはその競技者の最低記録とする。全ての記録がDNFまたはDNSであった場合は、その競技者の最高記録はDNFとする。
  • 9f8) ・/span>アベレージオブ5・/span>競技では、競技者は5回の試技を行う。5回の試技中、最高・最低記録を除いた、残り3回の平均を計算する。
  • 9f9) ・/span>アベレージオブ5・/span>競技では一回のDNFまたはDNSは最低記録として取り扱う。2回以上DNFまたはDNSがあった場合、平均はDNFとする。
  • 9f10) ・/span>ミーンオブ3・/span>競技では3回試技を行いその平均を計算する。
  • 9f11) ・/span>ミーンオブ3・/span>競技では一回でもDNF/DNSであった場合は平均はDNFとする。
  • 9f12) ・/span>ベストオブ競技・/span>では、各競技者の最高記録を元に、速い順に順位を付ける。
  • 9f13) ・/span>アベレージオブ・/span>競技では、各競技者の最高平均記録を元に、速い順に順位を付ける。
  • 9f14) ・/span>アベレージオブ・/span>競技では、もし同じ平均記録の競技者がいた場合、それら競技者の最高記録をもとに順位を付ける。
  • 9f15) 各ラウンドにおいて結果が同じ競技者は同じ順位とする。
  • 9f16) 複数目隠し競技では、完成させた個数から失敗した個数を引いた結果を元に比べる(多い方がよい)。計算結果が0未満になった場合はDNFとする。同じ数字であった場合は、合計タイムが速い者を上位とする。

 

9g)

複合ラウンドは2または3ラウンドを一連の時間枠の中で行う。前のラウンドの結果は次のラウンドに考慮される。

  • 9g1) 複合ラウンドは時間を有効に使用するために利用出来る。
  • 9g2) 競技者が複合ラウンドの次のラウンドに進むかどうかは、競技者の順位(上位xx名)もしくは、記録(制限時間以内の全ての競技者)に基づいて決められる。

 

9h)

WCAは、単発記録と、推奨フォーマットによる平均記録によるWCA世界ランキングを作成しなければならない。

 

9i)

WCA公式大会での結果は、WCA大会規則が完全に適応されれば、WCA世界ランキングに掲載されなければならない。

  • 9i1) 地域別記録は、国別/大陸別/世界記録として整理される。
  • 9i3) 大会規則が変更された場合、旧地域別記録は、新規則下で記録が更新されるまでは、記録として残る。

 

9j)

各競技種目は一大会につき一回のみ行われる。

 

9k)

競技種目には、大会のすべての競技者が参加することができる。

 

9l)

全ての競技者は、競技種目の各ラウンドにおいて、同一の時間帯に競技を行わなければならない。

 

9m)

各競技は最大4ラウンドまで行うことができる。

  • 9m1)99人以下の競技者による競技は最大3ラウンドまで行うことができる
  • 9m2)15人以下の競技者による競技は最大2ラウンドまで行うことができる
  • 9m3)7人以下の競技者による競技は1ラウンドのみ行うことができる

 

9o)

複合ラウンドや予選は1ラウンドとしてカウントする。

 

9p)

2ラウンド以上行われる場合、上位の競技者が次のラウンドに進むこととなる。

  • 9p1)各ラウンドにおいて、競技者のうちの少なくとも25%は次のラウンドに進むことはできない。
  • 9p2)上位x(9p1参照)または、ラウンド前に発表される制限時間をクリアしたすべての競技者が次のラウンドに進むことができる。

 

9q)

競技種目と各ラウンドには最低2人の競技者がいることが望ましい。
(補:44BLD55BLD等は、競技者が1人でもやむを得ないと思われます。)

 

9r)

予選は、一回戦の前に行われるラウンドである。予選の目的は、競技者登録者が多数いる種目において、初めての参加者やランキングの低い競技者から一回戦への参加者を選抜することである。

  • 9r1)大会運営委員会は大会告知に際して、以下を告知しなければならない:
    -
    一回戦で競技する人数について
    -
    予選の定員、一回戦に選抜される人数
    予選(またはその他のラウンド)を免除されるWCAランキングに基づく平均またはベスト記録
    いつの時点でのWCAランキングを採用するか。
  • 9r2) 直接一回戦に選抜されない競技者は、予選に出場しなくてはならない。
  • 9r3) 競技登録者の増加により、予選や一回戦の定員数の増加、または新たに予選が設置される場合がる。変更は少なくとも大会一ヶ月前に告知されることが望ましい。

 

9s)

競技者は、制限時間内に試技が完了しない場合、競技中断・失格となることがある。たとえば、制限時間内に試技を完了できなかった原因がパズルの欠損だった場合などはそれらを考慮した上で、その競技者がラウンドを継続できるかどうかをメインジャッジが判断する。

10条:完成状態

10b)

タイマーを停止した後、パズルが静止した状態でのみ検討される。

10c)

パズルの向きはどの方向でもかまわない。

10d)

すべてのパーツがあるべき場所に完全に付いていなければならない。第5条「パズルの欠損」を

参照のこと。

10e)

全ての面が再現され、決められた限界以内にズレが収まっているときパズルは完成と見なされる。

  • 10e1) 隣接する部分(例:隣接する二つの並行なスライス)10fに規定されている限界を超えた場合は、完成するのに1手が必要と見なされる(ハーフターン法)
  • 10e2) 完成状態まで追加手数が必要ないと考えられる時は、ペナルティは課さない。
  • 10e3) 1手が必要な場合、2秒のペナルティが課される。
  • 10e4) 2手以上が必要な場合、未完成(DNF)と見なされる。

10f)

パズルのズレの限界は以下のように定義される:

  • 立方体パズル:45
  • メガミンクス:36
  • ピラミンクス:60
  • スクエア-145(U/D)90(縦回転)

例:

完成 ペナルティなし
ズレが
45度以内

完成 2秒ペナルティ
隣接する2スライスのズレが
45度を越える

未完成
2カ所が
45度を越えるズレ

完成2秒ペナルティ
カ所が45度を越えるズレ

完成 ペナルティなし
全てのズレが
45度以内

完成 ペナルティなし
ズレは
45度以内

未完成
2カ所のズレが
45度を越えるズレ

完成 ペナルティなし
全てのズレが
45度以内

完成 秒ペナルティ
カ所が45度を越えるズレ

10g)

Rubik's Magic (や同様のパズル)では、パズルが平坦になっていなければならない。平坦でない場合でも、隣接するタイルとの角度が許容範囲である135度以上であるか検討されなければならない

  • 10g1) パズルが完成状態であるが、隣接するタイルとの角度が135度未満のタイルの組が1組もしくは2組あるときは、2秒のペナルティとする。その他の場合は未完成(DNF)とする。

10h)

他のパズルでは完成状態として一般に認知される状態をその完成状態とし、適用可能な場合は前述の判定規則を適用する。

11条:インシデント

11a)

インシデントとは:

  • 11a1) 大会役員または競技者による不適切な競技の進行。
  • 11a2) 妨害や混乱、施設の不調(停電や警報など)
  • 11a3) 器具の不具合。
    (
    補:発生時は、レポートに記載してください)

11b)

競技中のインシデント発生時は、メインジャッジはその対処をしなければならない。

11d)

WCA大会規則が明確でない場合、またはWCA大会規則に掲載されていない場合は、メインジャッジがWCA代理人と相談の上、公平なスポーツマンシップに基づいて判断しなければならない。

11e)

インシデント発生時、メインジャッジは競技者に対しインシデント発生時の試技に代えて追加試技を認める事ができる。

11f)

メインジャッジ、WCA代理人は、その判断にビデオ・写真を用いてはならない。

12条:回転記号

12a)

ルービックキューブと類似パズルの回転記号:

1層回し:

  • 12a1) 時計回りに90: F (前面), B(背面), R(右面), L(左面), U(上面), D(底面)
  • 12a2) 反時計回りに90: F', B', R', L', U', D' (12a1参照)
  • 12a3) 時計回りに180: F2, B2, R2, L2, U2, D2 (12a1参照)
  • 12a4) 反時計周りに180: F2', B2', R2', L2', U2', D2' (12a1参照)

2層回し(外1層と隣の1層)

  • 12a5) 時計回りに90: Fw, Bw, Rw, Lw, Uw, Dw. (12a1参照)
  • 12a6) 反時計回りに90: Fw', Bw', Rw', Lw', Uw', Dw' (12a5参照)
  • 12a7) 時計回りに180: Fw2, Bw2, Rw2, Lw2, Uw2, Dw2 (12a5参照)
  • 12a8) 反時計周りに180: Fw2', Bw2', Rw2', Lw2', Uw2', Dw2' (12a5参照)

内層回し(外層に隣接するスライスのみ)

  • 12a9) 時計回りに90: f, b, r, l, u, d. (12a1参照)
  • 12a10) 反時計回りに90: f', b', r', l', u', d'(12a9参照)
  • 12a11) 時計回りに180: f2, b2, r2, l2, u2, d2(12a9参照)
  • 12a12) 反時計回りに180: f2', b2', r2', l2', u2', d2' (12a9参照)

中央層回し(奇数スライスのパズル(例:3x3x3, 5x5x5)の中央スライス、偶数スライスのパズル(例:4x4x4, 6x6x6)の中央2層)

  • 12a13) 時計回りに90: M (Lと同じ方向), S (Fと同じ方向), E (Dと同じ方向). (12a1参照)
  • 12a14) 反時計回りに90: M', S', E'  (12a13参照)
  • 12a15) 時計回りに180: M2, S2, E2(12a13参照)
  • 12a16) 反時計回りに180: M2', S2', E2' (12a13参照)

ハーフターン法(HTM)は以下のように定義される:

  • 12a17)1層回しと2層回しは1手と数える。
  • 12a18)内層回し、中央層回しは2手と数える。
  • 12a19)持ち替えは0手と数える。

12b)

立方体パズルの持ち替え記号:

  • 12b1) 時計回りに90: [f] or z, [b] or z', [r] or x, [l] or x', [u] or y, [d] or y'. (12a1参照)
  • 12b2) 反時計回りに90: [f'] or z', [b'] or z, [r'] or x', [l'] or x, [u'] or y', [d'] or y  (12b1参照)
  • 12b3) 時計回りに180: [f2] or z2, [b2] or z2, [r2] or x2, [l2] or x2, [u2] or y2, [d2] or y2(12b1参照)
  • 12b4) 反時計回りに180: [f2'] or z2', [b2'] or z2', [r2'] or x2', [l2'] or x2', [u2'] or y2', [d2'] or y2' (12b1参照)

12c)

スクエア-1の回転記号
(中央層の最小のスライスを前面の左側に固定する)

  • 12c1) (x,y) とは:上層をxステッカー分だけ時計回りに30、下層をyステッカー分だけ時計回りに30回転させ、その後右半分を180度回転させること。

12d)

メガミンクスの回転記号(スクランブル専用)

  • 12d1a) 上面を時計回りに72度回す: U (上面)
  • 12d1b) 上面を反時計回りに72度回す: U' (上面)
  • 12d2)その他の動きはメガミンクスの左上の3ピースを固定した状態で回す。
  • 12d2a) 時計回りに72度、メガミンクスの左上の3ピースを除くパズル全体を回す: R+(垂直スライス), D+(水平スライス)
  • 12d2b) 反時計まわりに72度、メガミンクスの左上の3ピースを除くパズル全体を回す: R-(垂直スライス), D-(水平スライス)
  • 12d2c) 時計回りに144度、メガミンクスの左上の3ピースを除くパズル全体を回す: R++(垂直スライス), D++(水平スライス)
  • 12d2d) 反時計回りに144度、メガミンクスの左上の3ピースを除くパズル全体を回す: R-- (垂直スライス), D--(水平スライス)

12e)

ピラミンクスの回転記号:

  • 12e1)それぞれの動きは下面が完全に水平であり前面がピラミンクスを持つ者に向かった状態で回す。
  • 12e2)時計回りに120: U (上2層), L (左2層), R (右2層), B (背面2層)
    u (
    上頂点), l (左頂点), r (右頂点), b (背頂点)
  • 12e3) 反時計回りに120: U' (上2層), L' (左2層), R' (右2層), B' (背面2層)
    u' (上頂点), l' (左頂点), r' (右頂点), b' (背頂点)

12f)

6x6x6キューブと7x7x7キューブの追加回転記号:

2層回し(外2層スライス)

  • 12f1) 時計回りに90: 2F, 2B, 2R, 2L, 2U, 2D. (12a1参照)
  • 12f2) 反時計回りに90: 2F', 2B', 2R', 2L', 2U', 2D' (12a5参照)
  • 12f3) 時計回りに180: 2F2, 2B2, 2R2, 2L2, 2U2, 2D2 (12a5参照)
  • 12f4) 反時計回りに180: 2F2', 2B2', 2R2', 2L2', 2U2', 2D2' (12a5参照)

3層回し(外3層スライス)

  • 12f5) 時計回りに90: 3F, 3B, 3R, 3L, 3U, 3D. (12a1参照)
  • 12f6) 反時計回りに90: 3F', 3B', 3R', 3L', 3U', 3D' (12a5参照)
  • 12f7) 時計回りに180: 3F2, 3B2, 3R2, 3L2, 3U2, 3D2 (12a5参照)
  • 12f8) 反時計回りに180: 3F2', 3B2', 3R2', 3L2', 3U2', 3D2' (12a5参照)

A条:スピード競技

A1)

スピード競技に分類されるイベントは、以下の規則を守らなければならない。

  • A1a) 試技1回の制限時間は10分。事前に告知されていればそれ以下/以上の場合もある。
  • A1b) 制限時間が10分以上の場合、スタックマットタイマーに加えてストップウォッチを使用する。10分以内に完成すれば、スタックマットタイマーの結果が記録となる。そうでなければ、ストップウォッチの結果が記録となる。
    (補:9f2により10分以上の場合は秒単位で記録してください)

A2)

スクランブル

  • A2a)競技者はパズルをスクランブラーに手渡し、競技開始まで待機場所で待機する。
  • A2b)スクランブラーは第4条の規則に従い、パズルをスクランブルする。
  • A2c)競技者はスクランブルとインスペクション開始の間に競技に使用するパズルを見てはならない。
  • A2d)ジャッジはパズルを受け取った際にスクランブルがきちんと行われているか確認する。疑わしい場合はスクランブラーに問い合わせる。
  • A2e)ジャッジはパズルをスタックマット上に置き、用意された物で完全に覆い隠す

A3)

インスペクション

  • A3a)競技者は試技の前にパズルを観察(インスペクション)することができる。
  • A3a1) 競技者はインスペクション開始から15秒以内に試技を開始しなければならない。
  • A3b) ジャッジはタイマーとストップウォッチをリセットする。
  • A3b1)ジャッジと競技者間がインスペクション開始の準備が出来たと判断した時、ジャッジは競技者に「レディ?」と言い確認する。尚、インスペクションは一分以内に開始しなければならない。
  • A3b2)競技者が同意を確認したら、1秒後にジャッジはパズルの覆いをはずすと同時に、ストップウォッチで計測を開始する。
  • A3c)インスペクションの間、競技者はパズルに触れても構わない。
  • A3c1) 競技者はパズルを回転させてはならない。罰則:試技の失格
  • A3c2) もしパズルにずれがある場合、競技者はそのずれを修正してもよい。(キューブに関しては45度以上動かしてはならない)
  • A3c3)競技者は試技スタート前にタイマーをリセットできる。
    (補:スタート時、タイマー動作の不良に気付けば、パズルを回転させていない場合に限り、自分でタイマーをリセットして再スタートできる。)
  • A3d) インスペクション後、競技者はパズルをスタックマット上に戻さなければならない。パズルを戻す場所と向きは競技者の自由である。
  • A3d1) パズルを戻す場所はスタックマットのマット部分でなければならず、パズルをタイマー部分に重ねて置いてはならない。
  • A3d2)インスペクション時間が8秒に達したら、ジャッジは「8(経過)」と言う。
  • A3d3)ンスペクション時間が12秒に達したら、ジャッジは「ゴー」と言う
    (補:インスペクション時間が12秒経過する前に競技者が試技を始めた場合、インスペクションはそこで終わっているので、ゴーと言いません。)

A4)

試技の開始

  • A4b) 競技者は手のひらを下にして、タイマーのセンサーをで触れるように両手を置かなければならない。罰則:+2秒
    (補:スタックマットタイマーについて、スピードスタックスジャパンのサイトを参照のこと。)
    (補:指でセンターを触れるのは、パズルに触れないようにするためです。)
  • A4b1) 競技者は試技開始まで、パズルに触れてはならない。罰則:+2秒
  • A4d) 競技者はタイマーが緑色に点灯したのを確認し、タイマーから手を離し、タイマーをスタートさせて試技を始める。
  • A4d1) 競技者は、インスペクションの開始から15秒以内に試技を始めなければならない。罰則:+2秒
  • A4d2) 競技者は、インスペクションの開始から17秒以内に試技を始めなければならない。罰則:試技の失格
  • A4e) 試技開始時のペナルティは累積加算されない。試技開始時の+2ペナルティは1回の試技につき、最大で1つのみ適応される。
    (補:開始時、終了時、完成の状態のペナルティはそれぞれ加算可能 最大+6秒)
    (補:制限時間内であれば競技者は自分のタイミングでスタートできる。スタート前のパズルはジャッジによって遮蔽されない。)
    (補: A3c3)により、スタート直前にタイマーがリセットされていないことに気付いた場合は、速やかにタイマーをリセットして試技を開始することができる。この場合、15秒を経過した場合はペナルティの対象となる)
    (補:競技者の主体性が尊重されているため、初心者はペナルティをうける可能性が高くなっています。)

A5)

試技中

  • A5a) インスペクション中や試技中に、競技者はジャッジ以外の誰とも連絡を取ってはならない。罰則:試技の失格
  • A5b) インスペクション中や試技中に、競技者は誰の助けも得てはならないし、道具(テーブル表面を除く)を使用してもいけない。罰則:試技の失格

A6)

試技の終了

  • A6a)競技者はパズルをマット上に戻してからタイマーを止め、試技を終了する。
  • A6b)タイマーを確実に止めることは競技者の責任である。  
  • A6b1) 試技が終了する前にタイマーが停止しており、その表示が0.01以上0.05以下である場合、その試技の代わりに追加の試技を行う。競技者が故意にタイマーを0.05秒以内に止めていない場合に限る。(メインジャッジの判断による)
  • A6b2)試技が終了する前にタイマーが停止しており、その表示が0.06以上である場合、その試技は失格(DNF)とする。競技者がタイマーの不調を証明できる場合は、この限りではない。
    (補:メインジャッジの判断を仰ぐ)
  • A6c)タイマーを止めるときは、両方の手の平を下にしてセンサーを止めなければならない。罰則:+2
  • A6d)競技者はタイマーを止める前に完全にパズルを手から離さなければならない。罰則:+2
  • A6e) 競技者はジャッジによる確認が終わるまで、パズルに触れたり回転させてはならない。罰則:試技の失格
  • A6f)競技者はジャッジが記録を書き写すまでタイマーをリセットしてはならない。罰則:試技の失格(ジャッジの判断による)
  • A6g) ジャッジはパズルを回転させたり、ずれを修正したりせずにパズルを確認し、完成を判断しなければならない。
    (補:パズルに触れずに見るだけで完成状態かどうかを判断します)  
  • A6h) 完成状態について協議をする場合、協議が解決されるまではパズルを回転させたり、ずれを修正してはならない。必要があれば、メインジャッジの判断を仰ぐ。罰則:試技の失格(ジャッジの判断)
  • A6i)試技終了時のペナルティは累積加算されない。試技終了時の+2ペナルティは1回の試技につき、最大で1つのみ適応される。
    (補:開始時、終了時、完成の状態のペナルティはそれぞれ加算可能 最大+6秒)

A7)

記録の管理

  • A7a) ジャッジが完成と判断したら、ジャッジは「OK」と言う。
  • A7b) ジャッジは試技の結果を記録用紙に記入し、用紙に名前かサインを署名する。
    (補:集計者が読めるような丁寧な数字を記入すること)
  • A7b1) ペナルティが適用される場合、ジャッジは結果を記録用紙に記入し、その横にペナルティについて記載する(記入例: 17.65 + 2 = 19.65)
  • A7c) 記入されたらすぐに、競技者はその記録をチェックする義務がある。
  • A7d) ジャッジがペナルティと判断した場合、ジャッジは「ペナルティ」という。競技者は記録用紙に署名しなければならない。
  • A7e) 試技の結果がDNFの場合、ジャッジは「DNF」と言う。競技者は記録用紙に署名しなければならない。
  • A7f) ラウンドの終了後、ジャッジは記録用紙を集計員に渡す。

B条:目隠し競技

B1)

基本的な流れはA条(スピード競技)に準じる。

目隠し競技への追加規則は以下の通りである。

  • B1a)インスペクションはない。
  • B1b1)競技者は自分の目隠しを持参しなければならない。
    (補:衛生の問題上)
  • B1b2)目隠しは、競技で使用される前にWCA代理人の検査を受けることが望ましい。
  • B1c)競技者はパズルの内部パーツに触れてはならない。罰則:試技の失格
  • B1d)ソルビング中は、タイル・ステッカー・塗りによって色の識別ができるパズルを使用しなくてはならない。手触りやマーキングでパーツを区別できるようなパズルは、使用してはならない。
    (補:視覚障害のある競技者は、記憶中に限り手触りやマーキングでパーツを区別できるようなパズルを使用してもよい。)

B2)

試技の開始

  • B2a)ジャッジはタイマーとストップウォッチをリセットする。
  • B2b)競技者は手のひらを下にして、指でセンサーに触れるように両手を置かなければならない。罰則:+2
  • B2c)競技者は、試技開始までパズルに触れてはならない。罰則:+2
  • B2d)競技者は、タイマーから手を離し、タイマーをスタートさせ、試技を始める。
  • B2d1)競技者はタイマーをスタートさせた後、自分でパズルの覆いをはずさなければならない。
  • B2e)ストップウォッチを追加使用する場合、ジャッジは試技が開始されたらすぐにストップウォッチをスタートさせる。

B3)

記憶

  • B3a)記憶中、ソルビング中、競技者はパズルを手に取ることができ
  • B3b)競技者はメモを取ってはならない。罰則:試技の失格

B4)

ソルビング中

  • B4a) 記憶後、競技者は目隠しを着ける。
  • B4b) 競技者は完全に目隠しを着けるまではパズルのスライスを回転させてはならない。
  • B4c) パズルがのぞき見できない位置にある場合を除き、ジャッジはソルビング中ずっと、紙もしくは同様の物(競技者の身体の動きを妨げないような物)を、競技者の顔とパズルの間に入れていなければならない。
  • B4d) 競技者はソルビング中にパズルの状態を見て確認してはならない。罰則:試技の失格
  • B4e) 競技者は最初の一手を始める前なら目隠しを取って着けなおすことができる。

B5)

試技の終了

  • B5a)スタックマット使用時、競技者は試技終了後、パズルを置いてから、タイマーを止める。
  • B5b)ストップウォッチを使用の場合、競技者は試技が終了したらパズルを机上に戻し、ジャッジに口頭で試技終了を知らせる。ジャッジはその時点でストップウォッチを止める。
  • B5c) 競技者はタイマーを止める前に目隠しを取ることができる。しかし目隠しを取った後はパズルのスライスを回転させてはならない。罰則:試技の失格
    (補:記憶してからソルビングに入るときパズルを置く必要はない。ただし、目隠しを完全にするまではパズルを回転させることはできない。)

C条:片手競技

C1)

基本的な流れはA条(スピード競技)に準じる。

片手競技への追加規則は以下の通りである。

  • C1a)競技者はソルビング中、片手しか使用してはならない。罰則:試技の失格
  • C1b)ソルビング中、身体の他の部分や、テーブル以外の他の物体がパズルに触れてはならない。罰則:試技の失格
  • C1b2)パズルの欠損が発生した時、競技者は修復するかどうか決める。修復するときは片手で行わなくてはならない。テーブル表面は使用可能。罰則:試技の失格
  • C1c)ソルビングで、競技者が一旦パズルに手を触れたら、もう一方の手ではパズルに触れてはならない。罰則:試技の失格
    (補:インスペクション中は両手でもOK。)

D条:足競技

D1)

基本的な流れはA条(スピード競技)に準じる。

足競技への追加規則は以下の通りである。
(補:衛生上の観点から、日本国内ではタイマー持参でお願いします。)

  • D1a) 競技者は、椅子に座るか、床面に座るか、または立ったままで試技をおこなわなければならない。
  • D1b) インスペクション中およびソルビング中、競技者は両足と床面以外を使用してはならない。(ソックスの有無は問わない。)罰則:試技の失格
  • D1c) 身体の他の部分や、床面以外の物体がパズルに触れてはならない。罰則:試技の失格

D3)

試技の開始

  • D3a) 競技者は両足をタイマー・センサーの上に置かなければならない。
  • D3b) 競技者はセンサーから足を離して試技を開始しなければならない。

D4)

試技の終了

  • D4a)競技者はタイマーを両足で止めなければならない。

E条:最少手数競技

E1)

基本的な流れはA(スピード競技)に準じる。

最少手数競技への追加規則は以下の通りである。

  • E1a) 解法の手数は持ち替えを含めて80手以下でなければならない。

E2)

最小手数競技の競技手順:

  • E2a) ジャッジがスクランブル手順とスクランブル状態の印刷物を全競技者に渡す。ジャッジがストップウォッチをスタートさせ、「Go」と言う。
  • E2b)競技者は60分の持ち時間の中でスクランブルに対しての最少手数解法を導き出す。
  • E2b1)ジャッジは30分・50分・55分・59分経過時に残り時間を告知することが望ましい。また60分経過時に「ストップ」と言う。
  • E2c) 60分終了時、競技者はジャッジが確認するための解法を明瞭に記しておかなければならない。回転記号はArticle12を参照のこと。罰則:試技の失格
  • E2d) 手数の計測方法は"ハーフターン法"による。(補:スライスムーブは2手と数える)
  • E2e)競技者の解法はスクランブルアルゴリズムと関連があってはならない。罰則:試技の失格
  • E2f)競技者は解法に対する的確な説明ができなければならない。

E3)

競技者は以下の道具を使用することができる:紙・ペン(共にジャッジが支給)・3つのキューブ(競技者が持参)・ステッカー(枚数無制限、競技者が持参)

  • E3a) 他の物品の使用についての罰則:試技の失格

F条:クロック競技

F1)

基本的な流れはA(スピード競技)に準じる。クロック競技への追加規則は以下の通りである。

F2)

スクランブル

  • F2a) スクランブル後、ジャッジはパズルをスタックマット上に立てて置く。

F3)

インスペクション

  • F3a) インスペクション後、競技者はパズルをスタックマット上に立てて置く。

G条:マジック(と同様のパズル)競技

G1)

基本的な流れはA(スピード競技)に準じる。マジック競技への追加規則は以下の通りである。

  • G1a) 競技者はタイマーを使って練習することができる。ジャッジと競技者が互いに同意し公式試技が開始となり、以後すべての試技が公式試技とみなされる。
    (補:マジック競技では公式試技の間に練習を行うことは出来ません。)

G2)

スクランブル

  • G2a) パズルはスクランブルされない。
  • G2b) パズルは覆い隠されない。

G3)

インスペクション

  • G3a) インスペクションはない。

G4)

試技の開始

  • G4a) パズルは完全に平坦に机上に置かれなければならない。向きはどちらでもよい。

H条:複数目隠し競技

H1)

基本的な流れはB(目隠し競技)に準じる。
複数目隠し競技への追加規則は以下の通りである。

  • H1a) 競技者は競技の開始までに何個のパズル(2個以上)に挑戦するか宣言しなければならない。
  • H1a1) 競技者は競技の開始後に個数の変更をしてはならない。
  • H1a2) 競技者の宣言した個数は競技の開始まで公開されてはならない。
  • H1b) 記憶と試技の時間は1個あたり10分であり、ストップウォッチで計測される。
    (補:例)3つなら30分が制限時間)
  • H1b1) 制限時間に達した場合、試技は中断され完成した数と未完成の数を計測する。
  • H1c) 制限時間は最長60分である。
    (
    補:
    45ー超のペナルティ等により記録が602秒以上になることがありますが、これは認められます。)

Z条:オプション規制

オプション規則は大会運営のために追加規定されるものである。大会運営委員会は以下のオプション規則を適用することができる。オプション規則を大会に適用するにはWCA理事会の承認を得なければならない。

Z1)

大会運営委員会は登録時にすべてのパズルを回収することができる。

Z2)

大会運営委員会は1人あたりの参加種目数を制限することができる。

Z3)

大会運営委員会は定められた大会での成績からシード選手を選抜することができる。

Z4)

大会運営委員会は種目毎の競技者数を(申込順、あるいは公式記録のタイムやWCA世界ランキングによって)制限することができる。

Z5)

大会運営委員会はある特定の組み合わせの競技への出場を制限することができる。

 

 

日本語版翻訳協力者:
阿久沢剛史,岡要平,大村徹,桜井駿,寺田晃太朗,西賢太郎,長谷田貴史,吉田彩乃

WCA大会規則 2010年度版改定点
History of changes 2010
History of changes 2009
History of changes 2008
Regulations Version 2008
Regulations Version 2007
Regulations Version 2006 v2
Regulations Version 2006
Regulations Version 2005
Regulations Version 2004