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配色問題について

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なし 配色問題について

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013-2-24 12:45 | 最終変更
syu  一人前   投稿数: 85

 大村周平です。

長文になりますが、是非すべて精読の上で意見がもらえれば幸いです。




ご存知の方も多いと思いますが、現在の日本におけるキューブパズルは国際基準と異なる所謂「日本配色」が基準となっています。

これは黄色と青色の配色が入れ替わっているもので、この配色を採用しているのは世界でも日本だけです。


 30年以上前に日本国内で発売されたルービックキューブの配色がこの日本配色だったことがそのルーツです。

なぜ日本だけが世界と違うものになったのかは残念ながら私の知る所ではありませんが、この問題を理解するための背景として述べておきます。


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さて、この度メガハウスから発売された「ルービックキューブver2.0」をきっかけに、今後の日本国内で発売されるRubik's ブランドのパズルも世界基準配色に統合されることが決まりました。

参考サイト http://rubikcube.jp/feature/world_color.html


今後ルービックキューブを楽しむ人たちは、この世界基準配色を「基準」としていくことになります。

メガハウス社のこの判断は歓迎するべきもので、今後の日本のキューブ界と世界のキューブ界との連携を深めていくことに大きな役割を果たすものと私は考えています。


しかし、既存のキューブ愛好者たちのほとんどはこれまでの日本配色を長年愛用しており、それが原因で現在の日本のキューブ界隈には「ねじれ」が発生してしまいました。

私のように日本配色から世界基準配色へと乗り換えた競技者がいますが、必ずしもそれは多数派ではありません。


競技者の代表例を挙げます。

 

○ 日本配色の競技者(3x3x3平均部門 日本ランキングを併記) 

田渕雄夢 1位

中島悠  2位

佐島優  3位

○ 世界基準配色に乗り換えた競技者 

伏見有史 4位

大村周平 5位

郡司光貴 6位

 

ここで注意してほしいことは、「日本配色だから海外配色よりも速い」といった優劣の関係はまったく存在しない、ということです。
極端なことを言えば、当然ながら世界ランキングを見たときには世界基準配色ユーザーが圧倒的なシェアを占めています。



また、WCA規約には大会における配色は自由と書いてあります。
つまり、「世界基準」と銘打っているものの、そこに拘束力は存在しません。
あくまで「大多数の競技者が採用している配色」にしか過ぎないことは、誤解を招かないように名言しておきます。


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ここで、一般的に言われている配色の変更の問題について見て行きましょう。

 

☆ 世界基準配色に変更するメリット
 

世界中の競技者と交流する際に齟齬が発生しない。

日本語以外の言語で書かれた解法ページを理解しやすい。

youtubeなどで海外の選手の動画を見た際に、直感的に内容を理解しやすい。

新しいパズルを購入した際に、ステッカーを張り替える必要がない。

 

☆ 世界基準配色に変更するデメリット

 

配色を変えたところでタイムの向上とは何の関係もない。

むしろ、移行期間(一般的には数ヶ月かかる)にはスピードキューブ競技のタイムが低下する。

色の相対配置が重要になる目隠し競技にとって、特に実力の低下が甚だしい。

 

☆ 世界基準配色に変更する必要はないという競技者に見られる意見

 

ステッカーの張替えの手間などは大した手間ではない。そもそもステッカーは消耗品なので、遅かれ速かれ張り替えることになる。

移行期間にタイムが低下するのが嫌だ。

これから参入する人が世界基準配色を基準とするのは構わないが、既に日本配色に馴染んでいる人にまで強要しないでほしい。

日本ランキング上位3名は日本配色であるので、感情的にも配色の変更は受け入れづらい。

 

 

また、既に日本語で作成されている解法の解説サイトは日本配色で作られているものがほとんどです。

多くの新規参入者がインターネットの検索で見つけるサイトで使われている日本配色と、一般的な店頭で売っているルービックキューブの配色が異なっているという状態が既に発生しています。

これを解決するため、既存のサイト運営者にお願いし「現在の基準配色と当サイト内での基準は異なります」と一言記載してもらうことが重要だと考えますが、今回は深く書かないことにします。

 

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個人レベルで考えた時には、配色を変更する利点はその障壁の高さに比べて劇的に大きなものではないと言えます。

そして、もちろん配色の変更を強要することなどは出来ず、あくまで個人の意思に委ねられるところであるでしょう。



しかし、この業界のことを考えた時に、私は世界基準配色に変更するメリットが大きいと考えます。



今後ルービックキューブやスピードキューブを楽しむ人たちと私達既存のユーザーが交流する際に、配色が異なるのは不利な点です。

ただでさえ狭いニッチな業界の中で、ダブルスタンダードの状態をつくるのは不要な混乱を招き、競技の普及の障害となります。





元はといえば日本国内で売られていたパズルだけが世界から孤立した配色であることが原因なのですが、そこを責めても仕方がありません。



現在から数年間は変更に伴う痛みの期間として受け入れ、日本全体としては世界基準配色に向かう方向へと進んでいくことが大事だと考えます。

そして、どうせ不可避な痛みであるならば、一気に流れを加速させることで中だるみの期間を短くすることが肝要でしょう。



そのためには現在の業界に関わる多くの人の協力が必要となるでしょうが、なにより日本のルービックキューブ界隈をまとめるJRCAの協力が不可欠です。

 

まず、第一段階としてJRCAによる配色問題に対する提言を希望します。

 

仮に「JRCAは世界基準配色を推奨します」と公式な発言があれば、大きな推進力となるでしょう。

JRCAが主催するイベント(大会、定例会、講習会)においては世界基準配色を明確に基準としていくことが第一歩になると思います。



これを読んだJRCA幹部の方々がいらっしゃいましたら、是非ご一考ください。

 

 

様々な方からのご意見、ご感想をお待ちしております。

 

大村周平


 
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